沈下修正工事・家の傾き修正
私たちからのアドバイス:『本当に施工ができる能力があるのか、確かめるための知識を得てください』
家の傾きや沈下修正について職業柄多くの方に相談されます。○○社が出した計測結果や見積もりが正しいのでしょうか? 答えは簡単で、実は沈下修正業者は数多くあるのですが、本当に施行が出来る会社は数少ないので「NO」と答えれば7割がた正しい事になります。
例えば私が知る滋賀の詐欺業者は数字も読めない素人です。モラルもなく建物を傷めれば『こんなものです』と威圧する業者ですが、本人たちは何でも出来ると嘯いています。
ホームページが立派な沈下修正専門と名乗っている業者が実は新聞を騒がせた元詐欺業者です。
私は沈下修正工事を設計監理してもう15年近くになります。TVで取材を受けたり文化財や国宝修復にも携わった経験もあります。このニッチな業種に長くいると業界の話も同業者から伝わってきます。その知識や情報をお伝えしてお客様にとって本当に最善案を提供できるように努めています。




沈下修正工法をご紹介

薬液注入工法

地中に薬液を圧入することで空隙や軟弱層に入り込みます。ゲルタイムを調整することで範囲を限定して地盤の改良が可能です。
地盤支持力を上げ、さらに注入を続ける事で地盤を隆起させ建物を持ち上げます。
注入箇所を変えながら建物(土間)をレベル修正します。
ベタ基礎や土間に特に相性がよくコストを大きく抑えられます。しかし布基礎や葉柄が近い部分は油圧ジャッキを併用するなど必要です。
鋼管杭圧入工法

地盤支持層まで鋼管杭を圧入し、支持層からの反力を直接建物に伝えて建物を支えます。
鋼管杭は建物の重さを利用して油圧ジャッキで圧入し、鋼管杭専用ジョイントによって鋼管杭をつなげます。
施工費の大半が土の掘削や埋め戻しで、沈下修正工事の中では一番施工金額が高い工法です。
支持層まで圧入できれば一番心強く安心できますが、圧入する反力(建物重量)が少ないと摩擦で杭が止まり支持層まで届かない場合があり、注意が必要です。
耐圧版工法

安価で建物を修正する工法です。建物基礎下に油圧ジャッキを設置し、耐圧を得られるまで砕石やCON平板を沈めます。全体の耐圧作業が完了したあと全体を油圧ジャッキで持ち上げます。
地盤に対して沈下対策を行わないので補償対象外となります。薬液注入工法や鋼管杭圧入に比べて使用する機材や工事規模が小さいため、機材設置スペースがない住宅で選ばれます。
ぬかるんだ地盤や水位の高い地盤では反力が得られないので、建物が完全に持ち上がらない場合もあります。
土台上げ工法

基礎は現状のまま、建物の土台を切り離して持ち上げます。アンカーボルトをジョイントや溶接できる状態であるか?耐震が著しく劣化するためおススメはしていません。
土台より下に収まる玄関戸や勝手口は補修が必要です。耐圧版工法と同じで地盤に対して沈下対策を行わないので補償対象外となります。
昔ながらの石基礎に土台が載っている建物、住宅用途でない倉庫や車庫などであれば土台上げを選択される方も居られます。
Services
建物の沈下の判断はレーザーレベルで建物内部をすべて計測します。一部が沈下しているのか、または全体が傾いているのか?を判断します。傾斜が確認されたら6/1000を超えているのか?で修正範囲を絞り込みます。※新築で3/1000
修正工事が完了した後は再度計測を行って工事前と工事後を比べてください。

レベル計測
データを基に施工範囲を決めます。目標値として5/1000を下回る修正内容を検討を心がけます

施行計画図・見積書作成
お客様に工法説明できる資料と、何パターンかの見積もり提案をします。

完了報告書
事前事後の数値を明記、写真と一緒に報告します。この修正数値に絶対の自信があります

沈下修正工事の見積りに必要な資料
見積りには建物の状況が判断出来る資料が必要です。
下記の内容が判る資料が多いほど見積りの正確性が上がります。
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平面図(間取り・手書きでもOK)、沈下していると思わわれる範囲を〇で記入
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建物構造 (木造・鉄骨造・RC造・他)
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建物用途(住宅・店舗・工場・)
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基礎の形状(ベタ基礎・布基礎・石、他)
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築何年くらい?
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建物写真(全景)
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地盤調査データ(見積に影響する重要度は高いです)
・限られた資料を基に積算するためあくまで概算見積です。見積金額を確認して頂いて前向きに工事を進めたいとお考えであれば、現地調査をご依頼ください。より正確な見積書を作成します。
・見積資料に地盤調査データが無い場合は支持層2mと仮定した概算見積書になります。
・見積段階では沈下10年補償が可能か判断出来ません。そのため保証料など費用は含まれていません。
沈下原因は?
建物が傾くには様々な原因があります。
数多くの沈下物件を見てきましたが、原因で一番多いのは地盤にあります。 建物を支える事が出来ない 地盤の上に建物が建っている状態です。
道路の振動や地震などの揺れで徐々に下がるケースで1年目、2年目と計測して沈下の進み具合を確認できた事もあります。地震の揺れや液状化で沈んだケースも数多く見ております。
建物が下がる原因を下記にまとめました。どのような状態だと建物が沈下しやすいのか?知っていると家を傷める前に事前対策が出来ます。

掘削による土の緩みがあるよね
・狭い場所で隣の敷地にマンションなど建てる場合、矢板など土留めを行なって深く掘削するよね。その際に地盤が緩んで沈下する事があるんだって。
・給排水設備は建物基礎沿いに掘削するから土が緩んで基礎が沈下しちゃった💦
全体の沈下でなく部分的な沈下なの。浄化槽撤去、便槽撤去など埋め戻した場所は圧密して1年後に凹むこともあったからそんな症状かも。
締め固まった土が緩むと建物を支えることが出来なくなるから建物近くの掘削には十分注意が必要だよ!

圧密沈下で建物が下がる事あるわね
地盤は重さを加えると土の間の水や空隙が徐々に減り、締め固まり体積が減少するんだ。地盤が沈むから建物も沈下が起きるんだ。
これは盛土の締固め不足、擁壁工事の埋め戻し不足など地盤造成の不十分な施工によるものもあるけど、地震などで締め固まった場合や道路からの振動で締め固まった例もあるよ。
現在は地盤調査が義務付けられ、地盤の支持を補う工事を行った上で建物を建てるので、以前より少なくなってきたと思うよ。

表層改良など行ってもその下の支持力がなければ建物は下がりますよね
昔の木造建物は地盤調査や地盤改良など対策している事は少なく、表層を固めただけでその下が弱く全体に沈下することがありますよ。
大きな建物でも対策として行った杭が支持層まで届いていない、ラップルコンクリートが支持層に達していない等が原因で建物が下がる話を聞いたことない?
そういえば倉庫土間ってよく下がってない?地盤改良の設計以上の重量の有ると徐々に沈下するみたい。
表層をどれだけ固めてもある程度の深さまで設計しないと意味がありませんよね。

沈下修正工事で掘削していると「なにこれ?」って。異物が混ざっている事があるんだよ!
大きな石やコンクリートガラ、タイヤなど埋めれば十分な転圧が出来ないんだ。転圧が不十分ではいずれ沈下するのは誰でも判るわ。
木の切株が腐食し痩せて体積が減る場合があるけど遺物があるのと同じ状態でないの?
建物そばの木の伐採は建物に影響でないか注意しなくちゃね。

支える土の量が減れば建物は下がりますよね
擁壁側は裏込石が水を通すため土を洗ったのかな...?土が裏込石に入り込むのかな? 表層の土が減っている事多くないですか?基礎下に穴が開いていた場所もありますよね?
土が減れば当然その上にある建物は下がりますね。
また昔の擁壁などで強度不足で外に倒れている場合も土の体積が減り建物を沈下させるよね。宅地造成用のL型擁壁でも擁壁下の地盤が弱いと建物が沈下する可能性が有るんじゃない?。


